鷹野久の獣界ファンタジー「バスキュレ」1巻、「向ヒ兎堂日記」最終巻も同時に
鷹野久「バスキュレ」の1巻と、「向ヒ兎堂日記」最終8巻が、本日7月7日に同時発売された。
ゴーゴーバンチ(新潮社)にて連載中の「バスキュレ」は、兎が狼を支配する世界を描いた“獣界ファンタジー”。狼の取り締まりを職業とする兎・ベルは、階級ごとに住むフロアが定められた塔のような国に住んでいる。下に行くほど治安も暮らしも悪くなり、13階以降には虐げられた狼たちが居住。ある日いつものように仕事をしようとしたベルが、ある狼に出会ったことから物語は動いていく。また1巻の刊行を記念し、同作のPR動画も制作された。
一方で月刊コミック@バンチ(新潮社)にて連載されていた「向ヒ兎堂日記」は、非科学的な存在が否定されはじめた明治の世で、困った妖怪たちに救いの手を差し伸べる特殊な貸本屋を描く物語。最終巻には描き下ろし番外編「専四郎と伊織」が収録されたほか、初回特典としてポストカードが付属する。またアニメイトでは限定ペーパーも用意された。
なお単行本の同時発売を記念し、「向ヒ兎堂日記 小画集」の応募者全員プレゼントキャンペーンを実施。手に入れたい人は、両作の帯にある応募券を2枚集めて応募しよう。